おんがく

混合合唱曲の『おんがく』という曲。

 

題名のない音楽会で学生達が歌っていて、とても素敵な歌詞だなぁと思ったら、まどみちおさんの作詞だった。

 


「かみさまだったら
みえるのかしら

みみを ふさいで
おんがくを ながめていたい

目もつぶって 花のかおりのように
おんがくに かお よせていたい

口にふくんで まっていたい
シャーベットのように広がってくるのを

そして ほほずりしていたい
そのむねに だかれて」

 

まどさんから生まれる言葉が大好きだ。

 

子供の心をもったまま、見るもの全てが新鮮に見える、そんな言葉達を読むたびに、胸の中にキラキラしたものが生まれて心が洗われる。心が洗われるって言葉は好きじゃないけど、まさにそんな感じがする。