おんがく
混合合唱曲の『おんがく』という曲。
題名のない音楽会で学生達が歌っていて、とても素敵な歌詞だなぁと思ったら、まどみちおさんの作詞だった。
「かみさまだったら
みえるのかしら
みみを ふさいで
おんがくを ながめていたい
目もつぶって 花のかおりのように
おんがくに かお よせていたい
口にふくんで まっていたい
シャーベットのように広がってくるのを
そして ほほずりしていたい
そのむねに だかれて」
まどさんから生まれる言葉が大好きだ。
子供の心をもったまま、見るもの全てが新鮮に見える、そんな言葉達を読むたびに、胸の中にキラキラしたものが生まれて心が洗われる。心が洗われるって言葉は好きじゃないけど、まさにそんな感じがする。
いろんなもの
いろんなものを見たい、したいと思うのは、それが歌になるから。
だから、もっともっとって思う。
嫌なことも、そのときは苦しいけどその気持ちがわかってこそ、ひとの気持ちがわかる、新しい見方ができる。
曲をつくることは自分と向き合うこと。だから1人の時間がとても大切で、頭を抱えて悩んだり、笑ったり、泣いたりもする。その曲に対して感情がとても揺れ動く。でも重すぎてはいけないから、客観的に見れる、聴ける力がとても大切だと思う。
少ない言葉で、イメージできるように、わかりやすい言葉で、すっと入り込めるように。
だから歌は面白い。
雨が続き、久しぶりに見た青空。
こういう景色を見ている時が1番歌ができそう。
わがままであれ
もっとわがままでいいじゃない。
世間体とか、周りがどうこうとか、こうでなくちゃいけないとか、そんなものに振り回されて、何が残るの。
穏やかに暮らしたいとか、健康でいれればそれでいいとか、それを願うのは誰でも同じであって、この上ない幸せだと思う。でもおかげさまで身体も丈夫だからこそ、ただそこだけ願うのはつまらないなぁとかんじてしまう。
その先に何ができるのか。どうしたらわくわくできるのか。もっともっと遠くの方を見てもいいんじゃないかなぁ。
今日はそんな風に感じた視野がいっきに広がる瞬間がありました。望遠鏡で遠くを見渡しているような、メガネを外しても先まで見通せるような。
でも、それには1人じゃどうにもならない。1人より2人。2人より3人。でも多すぎたらダメなきもするけど。
やりたい事を、やりにくくしていたのは自分であって、すべては、自分がどうしたいかだけ。
深刻ぶった感じではなくて、ピースしながら。
いぇーい!